食古生物学講座
まず、このページを見て欲しい。
もう今はなくなってしまったのでweb archiveから
こちらを参照してもらいたい。
オウムガイ、オウムガイを喰ってやがる。
ある意味、彼こそ真の漢だ。
さて、オウムガイと言うのはタコやイカの
祖先に近縁である。つまり、まあ予想できるのは
タコやイカの味がしそうだ。
イカか…。しかし9800円かあ。
さて、実際にオウムガイは食べられるようだし
なかなか美味らしいが、シーラカンスは激マズ
らしい。誰もが激マズっていうのがすごい。
さて、こいつらは現存するから味わえるが、
既に絶滅した生物の味はどうだったのだろうか。
これから予想してみようと思うが、反論、異論が
ある方は、メールか掲示板で議論していただきたい
と思う。
1.アノマロカリス
美味度:☆☆☆☆★(イセエビベース)
2.三葉虫
有名なあいつ:こいつも最大全長60cm!
こいつも甲殻類だそうである。
カブトガニ系なのでかなり不味いかもしれん。
意外と遠縁であるとも言われているが…、果たして?
美味度:☆★★★★(カブトガニ風)
3.メガネウラ
超巨大トンボ:全長70cm!
バリ島では赤とんぼを食べるらしいが(日本でもザザ虫
として幼虫は食べるな)、これはどう調理したものか。
(ザザムシはトビケラ、カワゲラがメインですがヤゴも含まれます)
胸肉とって天ぷらかなあ。意外と美味しいかも。
美味度:☆☆☆★★(意外と美味?)
4.イクチオステガ
原始両生類。全長70cm。
シーラカンスが不味いということは、かなり嫌な予感。
シーラカンスは何故か無茶苦茶不味いらしい。
識者によると、歯磨き粉の味がするらしい。近縁のこいつも怪しい。
あまり美味くないかも知れん。喰うのはお勧めしない。
美味度:★★★★★(下手すりゃマイナス?)
5.アンモナイト
頭足類:最大2m
殆どオウムガイ味だろうなあ。ていうかタコイカ味。
焼く、煮付ける、揚げ物、新鮮な刺身、いずれにも
使えるオーソドックス風味。
美味度:☆☆☆★★(オーソドックス)
6.始祖鳥
原始鳥類:大体ニワトリぐらい?
なんか肉が少ないらしい。
爬虫類って実は鳥系の味なんだよな…。
ふっつーにトリの味がして意外とつまらなそう。
美味度:☆☆☆★★(意外とトリ)
7.サイスモサウルス
巨大爬虫類:竜盤目、史上最大級。
実はこの系統の恐竜から分化したのが鳥。
つまり、やっぱりトリ味…爬虫類系はつまらんな…。
ただ、巨大になった分、大味になってるかも知れん。
美味度:☆☆★★★(ややまずいか)
8.マンモス
ゾウ:実は牙だけ最大
人間があんなに食いたがったのは、多分美味かった
んだろうな…。ゾウってでかいからあんまり食われないが
人間は平気で食うからな…。足腰弱くて霜降りもポイント。
まあ、ゾウも意外と食べられてるみたいだしやはり美味…?
美味度:☆☆☆☆☆(ゾウベース+霜降り、さしずめ松阪牛)
そういえばマンモス復活研究プロジェクトなんて
アホな研究が進んでいる。
謎はすべて、解けた!
彼らはマンモスを食べるつもりだ!
そこまで食べたいか貴様ら!!!
美食という悪魔に魂を売った人間の悲しきサガよ…。
あと、よく考えたら料理法によってもかなり変わってくるよな…。
カブトガニのリゾット、ポルトガル風とか
名前だけは美味そうだ。
そういや現存するUMAのいくつかは古代生物の生き残り
かもしれないそうだが、美味なUMAはいるんだろうか?はてさて。
いずれにしろ、マンモス復活なんぞしてはいかんだろ。
速やかに冥府に送り返す必要がある。
丁寧に料理して、きちんと残さずいただくことが
彼らにとっての供養となると俺は思う。
(喰いたいだけだろって意見は却下。)